■選択理論の原則
● 人は自分自身の行動に責任がある。社会や遺伝、過去、周囲の環境のせいではない。
ほとんどの行動はその人の選択である。
● 人は変わることができ、より効果的な人生を送ることができる。
● 人の行動には必ず目的がある。自分の環境を操作して自分の欲している状態に近づけようとする。
■大人の思慮
分別のある私たち大人は、経験や情報によって、常識を身につけながら生きて
きました。それによって、
「あれはできる。これはできない」
と、実行前から予測できるようになります。じつは、それが、大きな阻害要因
でもあったのです。
やる前から「できない」と否定するのはカンタンですし、安全ですし、楽です。
「やって失敗するくらいなら、やらずに失敗しない方が良い」というのも一理
あります。
が、それは「成功よりも失敗しない方を選ぶ」役所の論理。
座して死を待つわけにはいかない(特に中小零細の)ビジネス社会では、次の
ような論理になります。
やれば失敗 やらねば大失敗
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総理大臣になりたい
ケーキ屋さんになりたい
パイロットになりたい
野球選手になりたい
今なら、そんなことは思わないと思います。しかし子供は夢見ます。
それが大人と子供の違い。
こうまで違う両者が、片や教え導き、片や教え導かれているのですから、スムーズにいくはずありません。悩むのは当然です。
子供の視線に目を落としてみましょう。
あなたは成長した大人、相手は成長中なのです。
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真価の種は、幼少期に芽生えています。
「子供のこころーー常識や世間の無意識の、しばっている鎖から、開放してくれる」
目を気にして生きてきたので
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分に凄くラインを引いていたものがゆっくりと取れていっているような感じです
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やりたいことを書く
「人との出会い」が煌きを生む
先日、ある社長とお会いしました。一代で都心に自社ビルを建てた花屋さん。
花屋の他にも自分の会社を幾つか持っていらっしゃる。会社だけではない、政治家の支援団体や町内会、学校のPTA、業界団体、ペンクラブなどなど33もの団体の会長やら理事やら顧問に名を連ねていらっしゃいます。
本も出版なさっています。講演もします。とにかく忙しい御仁です。70代とは思えないほど矍鑠(かくしゃく)としています。声がまた大きい。
いやもう話題が豊富です。戦後の動乱から佐藤栄作元首相と出会う迄の物語、アメリカ駐日大使が主催するパーティーの回顧録、平沢勝栄衆議院議員との出会い…。
13:00にアポイントを取って、18:00に席立つまで、実に5時間!
5時間はキツかったけど、私のために多忙ななか、5時間も割いてくれて、感謝しましたな。どんなに忙しくても、時間を割くべき時は割く。これが「人との出会いを大切にしなさい」と何度も何度も繰り返し述べられた社長の哲学の実践なんだなあと感慨に耽りながら帰途につきました。
別れ際に「ああ、仕事を成功させる秘訣について話せませんでしたな。また次の機会にお話しましょうか」と言って頂きました。また5時間?!と戦慄しましたけどね、あははははは。
さて、如何様にして私は社長と出会ったのでしょうか?
「取引先?」いいえ。
「古くからの知り合い」いいえ。
「誰かの紹介?」いいえ。
「経営者連邦に加盟している社長さん?」いいえ。
彼の講演を聴きに行き、とってもタメになったので、手紙を出したのです。
「お会いしたい」
とね。要するにダイレクトメールですわ。
そしたら2日後に電話がかかってきて、快く了承して頂いたのです。
超多忙で、地位も名誉もある方とお会いできたのですよ。
具体的方法は、たった1通の手紙をだしただけ…なのです。なんと単純!(3枚の手紙を書くのに4時間ほどかけたけどね)
こういうことを私はヒョイヒョイやる。だから堺屋太一先生からも手紙を貰えたんだろうと思う。
この伝を応用して、我らが経営者連邦にも「アポイント率が高まった」と喜ぶビジネスマンがいる。彼は遂に営業成績トップになったとさ。ひゅ♪
マッチ売りの少女なら簡単に逢えると思うのは間違い
社長はおっしゃってました。
「総理大臣だって、マッチ売りの少女だって、人間ですよ。総理大臣だと位負けして、最初から逢えないと思い、マッチ売りの少女なら簡単に逢えると思うのは間違いですよ。
誰でも逢えるのです。
そのチャンスを殆どの人が自分で放棄しまっているのですよ。
あなたはまだ若い。どんどん人と逢いなさいよ。
人との出会いを大切になさい。
10人会ったら、5人は味方になってくれる。
そのうち一人があなたを新しい世界へ導いてくれます。
人と会えば会うほどあなたの人生は煌きますよ。
一人でも多くの人と会うようにしなさいよ。