結婚するのは簡単だけど離婚するのは大変
出会えば別れが100%訪れるように夫婦も別れる日が100%きます。その時へ向けた心構えを話し合っていくと良いでしょう。別れへ向けた出口戦略です。
喩え話が、検索しても見つかりませんでしたので、私事で恐縮ながら、筆者の場合を例示しますと、
「夫婦は、いずれ、友人になるのだから、親友になれるように暮らしていこう」
と結婚前に告げました。結果、いつの間にか、黄金律(してほしいことを為せ。してほしくないことはするな)が家訓になったような気がします。
齢を重ねて老夫婦になる頃には、
「会話が無くなる」
と不安がっていた家内へ、
- 「食に興味がある限り、会話は尽きない。医食同源、喰わねば死す」
- 「おいしいものを食べようとする限り会話は続く。美食は楽しみ、佳肴は喜び」
と答えた手前、独学で料理するようになりました。言霊ですな。言霊は、気づきを誘います。
当然、どちらかが鬼籍に入ったときの話し合いも済んでいます。
寂しさは人生の大敵
たとえば、どちらかが寂しがり屋を自覚しているのならば再婚を認めましょう。無理に独身を通すと、
- 詐欺師とか、
- 住所不定とか、
- 怪しい会とか。
不幸の入り込む隙
が出来ますよ?人は、良質なコミュニケーションを求めますが、寂しい時、寂しさに気づかず、悪質なコミュニケーションであっても、
寂しさを紛らわせるために
会話やメールといったコミュニケーションを求めてしまいます。そこに、悪への道があります。
それゆえ、寂しがり屋かどうか、自分たち夫婦の弱みと強みを確認し合い分析しておきましょう。
1/3が離婚する運命の夫婦だからこそ、別れないように仕込むのも戦略。
ノープランで挑むと、いつ何時、一年間の離婚の件数20万組(40万人)の中に入るか分かりませんよ?
結婚するのは簡単だけど、離婚するのは大変
というのは、離婚経験者の談ですが、結婚すれども婚姻しないという選択肢もあります。事実婚です。
独身も、その人の生き方です。周りからとやかく言われる筋合いのものではありません。しかし、あなたの
生き方として結婚を選ぶ
のなら、勝つためはもちろん、負けないため、別れないための作戦が必要です。夫婦にも戦略は応用できます。
- 夫妻で操る船の大きさは、どれくらいにするのか?
- その船は、どこへ行くのか?北か?南か?大陸か?諸島か?
- 笑顔が絶えない航海にするか?それとも、ののしり合いながらの航海か?
旅の終着点を目指そうと、遠望鏡を覗き込んでいればこそ情報が得られ、その情報をもとに、話し合い、夫婦という二人のチームの未来を組み立てることができるでしょう。
では、ご多幸をお祈りします。