バカな上司が沢山いますし、ボンクラな同僚だって沢山いますし、使えない部下も沢山います。
もちろん、頼もしい上司もいますし、好敵手と呼ぶに相応しい同僚もいますし、見込みのある部下もいます。
いろんな人がいるわけです、職場という社会には。当たり前の話ですが(笑)
でも、中学校の頃は違いましたよね?当たり前じゃない時期があったんです。
13歳~15歳までに覚えた言語を一生忘れないような多感な時期に刷り込まれていたんですよ、組織観を。
思い出してみてください、年齢別に1年~3年に分けられていましたし、体育の授業は男女別でしたよね。
部活動のような課外活動でもない限り、1年生と3年生が、一緒の場でなにかするなど皆無。(でも、部活動のほうが、上下関係が厳しいぶん、より年齢別だったかも)
つまり「3年男子」のように、年齢プラス男女で区切られ、囲われていたわけです。まるで一つの村のように。
この段階では、年齢・性別という二つの共通項を持った同士が集まっていますから、価値観が近似していて、意思の疎通が図りやすい。
「少年ジャンプ読んだ?」「読んだ読んだ」という具合。
この(いろんな人がいるのは当たり前じゃない)時期に刷り込まれた組織観が
「社会へ出たら通用しないよ」
と教える科目はありませんでしたから、そのままの組織観を保ちつつ、職場という名の社会へ飛び込むわけです。
もしかしたら、職場という社会に何十年も勤めていて尚、十人十色の価値観が異なることに気づかず、職場の人間関係に悩んでいる人がいるかも知れません。
なぜなら、そんなこと、職場だって教えてくれませんから(笑)