ビジネス社会の厳しさを知らない若造がITの知識だけで会社を設立後

著者のエッセイ

どうして売れなかったのか?立ち止まって振り返ってみると、電話で

「A社のBのXです。弊社にはXという製品がございまして・・・・・」

と製品の説明ばかりしては断られていました。挙句の果てに、

「お前ら、ITのやつらは詐欺師だ!売上あがるって言ったくせに!」

と、あるペンションのオーナーからは怒鳴られました。

不思議でしたね(笑)

それもそのはず、よーく考えてみたら、パソコンのホームページ制作等を売り込まれて、一度は失敗しているケースが圧倒的に多いんです。

それで「ケータイも一緒だろ」みたいな感じで、ハナから相手にしてもらえなかったんです。

「ケータイも一緒」と思われている。「また騙されるに違いない」と。

ところが、ちょっと調べてみたところ、携帯電話を集客へ活用できること自体、けっこう知られていない事実が判明しました。

「スマホサイトぉ?」

「あんなもん、画面が小さいから、無駄無駄ぁ」

ってなもんです。それなのに、

「メール配信できます!」

って、いくら力説したところで、

「ふーーん・で?」

で終わりです。そんな戦況の中で、って、いくら叫んでも、力をこめて説明しても、意味なかったんです。

そこで「自分の営業は、押し売りじゃないのかな?」と思ったんです。

そこで、もう、

売るのをヤメて

みました。商品の本質を考えてみたら、売り込むより先にすべきことが見つかったんです。

商品はシステムです。

「ということは、一つの製品である前に、販促であり、CRMなんだ」

そこで、商品の説明は二の次にしました。

そもそも、販促とは何か? さらには、ケータイ販促の方法論を説明しました。次のようなフローです。

1:こうやって販促したら、お客さんは増えますよね?

2:その販促方法を、ケータイを使って、こう実現するんですよ。

3:具体的にどうすればいいかって?ケータイ販促に興味がある?

  「それなら、商品お役に立つかも知れません」

4:商品ってこういうことです。試しに使ってみたい?

  「では、商品を使って、集客アップしましょう!」

との切り口に変えてみたんです。

もう、ぜーんぜん反応が違ってきました。

だって、最初は売れなかったんですよ?話すら聞いてもらえなかったんです。

そんな、まったく売れなかったのが、どあっという間に5社へ売れたんです!!

これは、もう感激でした!うれしかったですねぇ!!

まともに初めて相手にしてくれて、尚且つ、買ってくれたんですから!しかも、お客さんから、

「いろいろとビジネス活用術を教えてくれてありがとう!」

って言ってくれたんです!これには感激しました!

この人には、タダでもいいから使ってもらいたい……そう思いました。

SEO対策も盛り込んで、今まで資料請求なんて全く来なかったのに、数ヶ月で20社もの企業から資料請求を頂きました。

プラス・マーケティングに出会ってから、ガラリっと会社の雰囲気が変わりました。

いやー、本当にプラス・マーケティングの影響は図り知れないです!

何が変わったのでしょうか?小笠原さんは次のように評しています。

「意識が変わったのです。ビジネスへ対する意識が行動へ反映されて結果へと応報した因果応報律です。

だって、私の本やメルマガよりも、経営者連邦よりも、優れた書物やノウハウは沢山ありますでしょう?

焦点は、そういった本を読みまくって、読書家になりたいんですか?

はたまた、セミナーなどで話を聞きまくって、評論家になりたいんですか?

ということなのです。「誰それの本は…」とか「誰それの説は…」と。

それならそれで良いのです、勤勉な読書家として、論鋒するどい評論家として、アマゾンなどのレビューで大活躍すればいい。

しかし、読書家や評論家ではなく、企業家たらん

とした。だから企業家になった。至って単純な話です(笑)

企業家になるか?別の何かになるか?たったそれだけの小さな分岐に宿る小さな女神が微笑んだ。幸運の女神は、行動派が好きですからね」

では、そもそも「どうしたいか?」を自問自答してみませんか?

どうしたいのか明確にならない前に、どうすれば良いか判るワキャありませんよね?

試しに5つくらい、自分の中で、答えてみて下さい。私へ答えることはありませんので(笑)

1 30年後、どうしていたいですか?引退?現役?趣味生活?

2 いつまでに、どれくらいの事業規模にしたいのですか?それが可能

 な体制(組織)ですか?それが可能な市場ですか?

3 どこの誰へ、何を、何個、いつまでに売りたいのですか?その前に

 本当に売れますか?その根拠は?

4 競争相手は、ドコとドコで、どんな商品や価格を揃えていますか?

 それらに対して、どういう立場でありたいのですか?

 トップ争いしたいのですか?100位以内を目指したいのですか?

5 どんなブランドイメージ(付加価値)を思い描いていますか?

 ブランド無視で、低価格勝負ですか?商品頼りですか?

以上の5つくらい明確にするだけで、何をしたら良いか分ってきます。

たとえば、「そうか。ブランドを構築するんだったら、社名から考えよう。いや、社名の変更は難しい。では通称を付けよう」

それならば、

「トレードマーク(商標)をビジュアル化しなくちゃ。それをネットや商品で伝えよう。コンセプトも要るな。どういう考えで商売しているのか、企業理念や経営哲学を伝えなくちゃ。そういえば、あったかな」

と、芋づる式に出てくると思います。100個くらい軽く(笑)

そうなったら、もう「何をどうしたら良いか」悩んでいるヒマなんざありませんよね。大忙しです(笑)

メルマガだったかブログだったか、以前に「甘くないチョコレートという商品開発テーマがあろう」と書いた記憶があります。

そこで、ついに出た「甘くないチョコレート」を食べてみました。

商品名:チョコレート効果・カカオ

70% 85% 99%

70%

はホロ苦い。

85%は苦い。ここまでが「甘くない」の範疇でしょうな。

99%となると「甘くない」のではなく「チョコレートではない」

明治製菓さんにゃあ悪いケド、たぶん、泥を食べると、こんなカンジなのかなあ(笑)、泥を食べたコトないけど。

テレビ朝日の大下アナが食して一言

「うっ!石炭を食べているみたい」

と言っちゃったもんだから、

司会の大和田獏さんや佐々木アナが慌てて「石炭食べたことナイからねえ」とフォローしたとか(笑)

これは賛否が分かれるでしょうな。好きな人は好きでしょうし、ダメな人はダメでしょう。

とはいえ、99%は、一時、ドーンと売れた様子。

今は落ち着いたようですね。まぁ、そりゃそうでしょう(苦笑)

一箱に70%と85%と99%の3種類がアソートされてあると良いかもヨ?

明治製菓さ~ん。

QooQ