仮面ライダーがタダ働きしてまで悪と闘う理由は
『仮面ライダー本郷猛は、改造人間である』ご存知、仮面ライダー1号のオープニング・ナレーションです。
仮面ライダーが、悪の組織・ショッカーと戦うのは、表向き、世界の平和を守るためですが、じつは、
改造人間にされた復讐
ですよね？バビル二世は「世界の平和を守るため」に戦っているとオープニング・ソングに唄っていますが、仮面ライダー1号2号は、一言も「世界の平和を守るため」なんて言ってません。
本郷猛と、一文字隼人が、人間として生きる喜び・楽しみを奪われた復讐なので、誰から給料をもらうワケでもなく、タダ働きで、悪の組織ショッカーと戦い、その副産物として、人類の平和も、守られちゃったという仕組み。
仮面ライダー1号が戦うのは、世界の平和を守るためが動機ではない
ので、復讐が動機であって、世界平和は、仮面ライダーの個人的な怨恨を晴らした
結果、ショッカーの怪人たちは、ショッカーを脱走した仮面ライダーの憂さ晴らしのために、ライダーキックで蹴られ、爆発炎上して、葬られていくわけです（笑）、同じ改造人間でありながら。このあたり、筆者の本業であるマーケティングに似ていて、よく、商売で成功した人物が、秘訣を問われて曰く、
「世のタメ、人のタメに働いた結果、お金が入ってきたに過ぎない」
と異口同音に答えますよね。つまり、仮面ライダーの世界平和と同様に、売上は、結果であって、動機は「世のタメ、人のタメ」、売上（お金）が動機じゃないんですね。といっても、商売はボランティアじゃありませんから、タダ働きすることじゃありませんよ？
世のタメ、人のタメに、どんな価値を提供するか
ということです。その価値が高ければ高いほど、売上というリターンも大きい。おや？何かに似てますよね。
あなたが発するストロークが多ければ多いほど、リターンも多くなるという、ストローク・リターンの法則に。
