出張先の宿でテレビを見るシリーズの五回目「好きな著名人が出ると」
出張先の宿で、テレビを見たくて見るのではなく、たばこの禁断症状にさいなまれ、考え仕事できなくなり、ノートパソコンを閉じ、ロックグラスをナメつつ、なんとなく、漫然と、ぼんやり、受動鑑賞しているダケなので、あの番組が見たいとか、続きが楽しみとか、興奮も期待も執着も欲求も熱意もありませんが、好きな著名人を見かけると、思わず、身を乗り出してしまいます。
先日は、古舘伊知郎さんが、
「60を超えるとネ。何もかも面倒くさくなっちゃってサ。着替えとか、歯磨きとか、今まで、普通にやってきたことなのに、やりたくなくなっちゃうのヨ」
ええっ!古館さん!それって、認知症の初期症状じゃないの?
と、テレビに向かって話しかけること自体が、認知症の初期症状なんですってね(苦笑)