何号か前に小欄で取り上げたビジネス旅館でのエピソ-ドに反響がありましたので(^_^);、少ない体験をもとに三回に分けて表白します。その第一回目。
まず、なぜビジネス旅館か?というと、ここ数年、宿が取れにくくなっているのは確かで、ぜんたい、ビジネスホテル、シティホテル、リゾートホテルは勿論、観光旅館や民宿を含め、明らかに、インバウンド需要が影響しているような気はします。
さらに、ホテルがある行政区分は市区が多く、町村にあるのは(観光地を除き)民宿か、旅籠か、ビジネス旅館。
経営者ご一家が同居している点で、和式の小規模な宿泊施設の民宿と一括りにしていいかも知れません。
民宿といえば、釣り宿やペンションのように、レジャー向けが多いと思いますが、ビジネス旅館は、その名の通り、作業着や私服のオッサンが多く、カップルやファミリーは皆無。
なので、朝と晩の食堂は、混んでいるわりに会話がなく、テレビと配膳の雑音以外は、静かなモンでした。
地方の小規模なビジネスホテルにありがちですよね、見知らぬオッサン同士が朝の食堂に集まってきては散っていく光景。
出張が無関係な方々には、不思議な光景に映る思いますよ。