歩いて中山道を下る旅番組が好評につき次は東海道五十三次を上る

著者のエッセイ

歩いて、中山道を下る旅番組が好評だったそうですね。
https://www.mbs.jp/mbs-column/otodokemono/archive/2019/05/08/017046.shtml
柳の下のドジョーを狙って、次は、東海道五十三次を、徒歩で上るんだとか。
憧れますねえ、踏破してみたいものです。乗り物に慣れた現代人は、昔の人の距離感に違和感を覚えますので。
東京から京都まで、20泊21日?はぁあ?(笑)


さはさりながら、あちこち、出張するようになってから、本州の距離感を実感できるようになりました。
東京から200kmくらいの距離(甲府、静岡、郡山etc.)でしたら、日帰り出張で普通。(厳密には、距離ではなく、交通アクセスによりけり、ですが)
たとえば、朝、小田原へ直行して、夜、帰って来るぶんには、都内と同じ感覚にしても、
「このごろ、日帰りが、厳しくなったな~。疲れが、残っているな~」
と感じるようになったのは、300~400km圏。新潟、仙台、名古屋くらいの距離。
以前は600km圏(東京から大阪、盛岡くらい)は、日帰りした時もありましたが、今じゃ確実に一泊やむなし。
20~30代の頃の日帰りといえば、車で新潟、新幹線で広島、飛行機で南紀白浜、福岡(天神)なんて無茶も。
徒歩じゃ、不可能です。
進化したのが、日本の地理でも、人間の体でもなく、技術だったということは、技術が失われた時(地震とか)、歩く距離感覚を体験しておくと(文明の利器ナシに歩いて日本一周するとか)、貴重な体験になるでしょうねえ。

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