不幸を呼びよせる呪文「マイナスのストローク」

マイナスのストローク

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不幸を呼びよせる呪文「マイナスのストローク」

あなたが東京ディズニーリゾートへ遊びに行くとしましょう。一週間も前から楽しみ。前夜はワクワク。そして、待ちに待った当日。朝から急な雨。ザーザーどしゃぶり。

「雨かあ。ちぇっ」

晴れてこその東京ディズニーリゾート。日本一の遊園地といえども、雨に降られては台無しです。

「天気が悪い。中止か」

残念でしょうけど、あなたにとって都合の悪い雨だったかも知れませんが、農家にとっては恵みの雨だったかも知れません。天候に「良い天気」も「悪い天気」も無いのですから、自然現象を恨んでも仕方がない。

こうした不慮に遭遇するシーンは、日常にありふれていますね?でも、あなたを中心に地球が回っているのではないのですから、空模様からして、あなたの思い通りにならないようになっています。

天候だけではありません。手間ひまかけて作った料理が大失敗に終わることもありますし、楽しいはずの旅行にしたって、「こんなハズじゃなかった」とガッカリすることもあります。

望みはあっても思う侭(まま)にならないし、家の中にいても、外にいても、ストレスは貯まる一方。テレビを点ければ暗いニュースが飛び込んで来る。非難、いじめ、誹謗、中傷、殺伐、敵意、反感、悪態、憎まれ口…不快な出来事が途絶える日は無い。これが偽らざる現実です。

身近を振り返れば、聞き分けのない子供、ダメ出しばかりの親、あなたをないがしろにする伴侶、高い税金、浪費の政治、怒ってばかりのボンクラ上司、使えないタワケ部下、努力しようとしない発注先、無理難題を突きつける顧客、口さがない隣人…。これでは、ストレスが溜まらないほうがおかしい。

どうしても自然発生するマイナスのストローク

ここに、邪悪の源があります。軽侮、憎悪、怨念、嫉妬といった醜い臭気は、日常生活から自然と匂い立つようになっています。マイナスのストロークが発生する原因は、平素の至るところに潜んでいる。

マイナスのストロークとは、誰かを貶(おとし)め、謗(そし)り、妬(ねた)み、悪口(わるぐち)や陰口(かげぐち)を叩き、不平不満(ふへいふまん)を口にし、愚痴(ぐち)をブチまけ、悪い面ばかりを論(あげつら)って、あらゆるものを不幸に陥れる負(マイナス)の言動です。 

世の中には負(マイナス)の空気が充満していますから、マイナスのストロークが自然発生するようになっています。あなたが「面白くない」と思うのは全然おかしなことじゃない、しごく真っ当なのですよ。なので、誰から教わるともなく、マイナスのストロークを発してしまうのです。

でも、面白くないのは、あなただけじゃありませんよ?勘違いしないで下さいね?誰だって面白くないんです。

明治維新に尽力した長州藩の高杉晋作は、

「面白き ことも無き世を 面白く 棲みなすものは 心なりけり」

と、辞世の句に詠んでいます。

夏目漱石の名作「草枕」にも、

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。

との一節があります。智慧や理屈で割り切ろうとすれば他人と衝突するし、感情の赴くままにすれば本意では無い方向へ流されてしまうし、自己主張すれば立場が狭くなる。

「いろいろと、人の世は、住みにくいものだ」

という夏目哲学(人は智と情と意地の三つで考える)です。

世の中が面白くないのは、現代に生きる私達だけじゃなかった。約150年前に生きた志士も文豪も「面白くない。住みにくい」と遺しています。一言も「世の中は面白い」なんて言っちゃいません。世の中は、黙っていたら、つまらなくなるように出来ているんですよ。

お分かりになりますか?あなたが生まれるズーッと前の昔から、人の世は、住みにくくて、面白くないものだったんです。「生きていれば良い事がある」なんて慰めに過ぎない。漫然と生きていて、良い事なんかありゃしません。良い事に巡りあいたかったら、探さなくちゃ見つからない。かといって、動けば抵抗勢力が現れる。

だから、やりもしないうちから「どうせ何をやってもダメだ」と、誰から教わるともなく、マイナスのストロークという不幸の呪文を唱えてしまうのです。世の中、面白くないんだもの、自然と「面白くない」と言ってしまいがち。ついつい、マイナスのストロークを発してしまいがちなのです。すると、負の気が伝染し、ますます蔓延し、マイナスのスパイラルダウン(悪循環)に陥ってしまう。

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