
「どうして持ちたくないんですか?時代の流れに乗り遅れていますが」という主旨の質問を頂きました。
他にも不可解に感じている読者さんがおられるかも知れませんので、この場を借りて、お答えしましょう。
大きな意味では、中華共産党のような、監視社会への反感と抵抗。
小さな意味では、国家のインフラを、個人に負担させる、クレバーなやり方に閉口しているからです。
電話加入権の紙切れ化が、典型的ですよね。一回線7万円で買った権利が、無価値。紙切れ同然です。
私事ながら、学生の頃、せっせとアルバイトして、7万円を貯め、アパートの部屋に、初めて電話が入った時は、小躍りして喜びました。嬉しかったな~。
スマホもそうで、購入代金から、維持費に至るまで、すべて個人負担でしょう?
インターネットにしても「国勢調査はネットが便利」と総務省は推していますが、パソコンやタブレットの購入費はもちろん、ネット回線の加入から維持費まで、全~部、個人負担ではありませんか?
それどころか、もっと多くの国民が自腹で持てるよう、さらに維持しやすいよう、国は、携帯電話の料金を下げようとしています(と見ています)
なぜか?
個人資産を、スマホで、一元管理するためでしょう(社会主義国ですな)
ご記憶ですよね?銀行口座と、マイナンバーの紐づけ。
運転免許証と、マイナンバーも、紐づけされます。
警察官から「免許証、拝見」と要求され、紙の免許証を提示する時代は、もうすぐ終わり。
これからは、警官が携帯する読み取り機に、スマホ(の免許証データ)をかざすだけ。
それだけで、担当する省庁の垣根を超えて紐づけされていますので、個人情報、全部まる見え。
これが、縦割り行政の弊害を無くすという、横串です。
道理で、デジタル庁を5年以内に作るぞ!と急ぐわけです。
それに、個人的にはパソコンとタブレット(ノートブック)で充分。
スマホまで増やして、管理できる自信がありません。どっかに置き忘れそう(苦笑)
電話は、公衆電話が減りましたので、ガラケーは持ってます。ただし、ネットは使えないようにしてあります。通話のみ。それで充~分。ひんぱんに電話を使う仕事じゃありませんので。
昭和の人間といわれようが、協調性がないといわれようが、必要なものと、不必要なものを選別し、必要なものダケそばに置くという価値観。
「いや、みんなが持っているものは、みんな持つ。持っていない人は、おかしい」
という国民性を、頭のいい上級国民に利用されないよう(苦笑)願うばかりです。