ババ掴みした不動産屋さんが何十軒と倒産中の東京オリンピック前夜

著者のエッセイ

筆者のエッセイ

年度が改まり、いよいよ近づいてきました、東京オリンピック。と思ったら、新型コロナの影響で、3月24日、一年間の延長が決定。不動産屋さんは、大騒ぎでしょうね。
東京オリンピックが決まったあとに急上昇しはじめた地価が、2020年に入り、落ち着き始めたのは、2019年にババ掴み(高値掴み)した不動産屋さんが、何十軒と倒産しているから。
まさか、2021年に延期するなんで、誰が想像したでしょう。
たとえば、赤坂の坪単価(畳2枚)は800万円まで上昇。仮に、30坪(99平米)の土地だと、2億4,000万円。
都内のタワマンの平均坪単価は400万円。同じく30坪(99平米)とすると、1億2,000万円。
ちなみに、最高値は、港区虎ノ門1丁目の虎ノ門ヒルズレジデンス(2014年5月築)で、坪単価1,200万円。30坪(99平米)だと、いくらでしょう?(笑)
バブル景気の時と同様に、あとは(オリンピック後は)下がっていくのみ(ゴンドラチェフの波)
今回は、どこまで下がるんでしょうか?(不景気になるんでしょうか?)
高度経済成長期にもかかわらず、不況になってしまった、昭和40年不況のように。

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