たばこ次にWHOが狙いを定めるのはアルコール、そして、ゲーム

著者のエッセイ

たばこの次は、アルコールが、血祭りに上げられるでしょう。禁酒・減酒です。非喫煙が、日本のみならず、世界標準になりつつある今、世界保健機構(WHO)の世界制覇は、ほぼ達成されたといってよく、次なる餌食は(10年以上前より啓蒙活動し続けてきた)アルコールになること必定で、

  • F1からタバコのスポンサーが撤退し始めた90年代のように(※)、はたまた、
  • タバコのパッケージに警告文が載り始めた2005年以降のように、20~30年かけ、
  • えげつなく締めつけてくるはず。たばこのように国際条約とか作って。

(※)懐かしく思う人は年代がバレる(笑)も


  • 黒に 金文字の JPS(ジョン プレイヤー スペシャル)× ロータス
  • 黄色い キャメル × ロータス → セナより中嶋悟のイメージが強いかも
  • 白地に 赤の マルボロ × マクラーレン → プラモデル作りましたよ(懐)

禁酒法なんて希代の悪法が成立しちゃう民族(というか宗教)の人達ですからね、清教徒の名にふさわしく、清く、正しく、美しくなければならないのでしょうが、それを押しつけるのも、彼らの特性(なので、異邦人から、帝国主義だと反感を喰らうわけですが)ま、WHOの世界征服に与し、長生きで健康な社会づくりに貢献したところで、水清ければ魚棲まずで、寂しいものですし、刺身と日本酒の組み合せのように、旨い料理にアルコールは欠かせませんから(調理にだってアルコールは必需)、酒だきゃあ美味しく飲み続けるにしても、危惧すべきは、日本人の大勢順応。
きせるの昔から愛煙家は100%ゼロにならないと知ってか知らずか、喫煙する嗜好を指して愛煙家の人格を否定する詭弁が嫌煙家の攻撃材料となり、暴力沙汰になっている事件をニュース等でご存じのように、アルコールも「そうならなきゃいいなあ」と愁える今日この頃。
君子然とした私(笑)でさえ、喫煙所や、公園で一服していたにもかかわらず、見知らぬ若夫婦か、あるいは、若いカップルから、面と向かって「煙たい」と非難されたり、聞こえよがしにヘイトされたことがありますからね。「こっち来んなよ」とか「タバコ吸う奴ぁ馬鹿ばっかりだよね~」みたいな感じで。
もちろん「じっと我慢」でしたが、血の気の多い10代のころだったら、喰ってかかって行ってたかも。あ、10代でタバコ吸えるワケないか(大笑)
35年前まで、日本人の70%がタバコを吸っていたっちゅーに、これ(禁煙)が大勢だと見ると、速やかに、良くも悪しくも、付和雷同しますからね、日本人は。
(突きつめれば、統帥権を拡大解釈した昭和陸軍による牽強付会の基になったとも言えます。戦争も、個人のケンカも、規模の差はあれ、物理的な破壊行為ですもんね)
アルコールには(暴力による敵対ではなく)活発な議論に期待したいものです。むろん、飲酒運転なんて以ての外。アルコール検知器が標準装備になっていいと思いますケドね。その次にWHOが狙いを定めるのは、おそらく、ゲームでしょうな。

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