出張先の宿へ入ると、明日の天気予報を見逃さないように先ずテレビを点けて、聞こえるか聞こえないかのレベルまで音量を下げ、点けっ放しにしたままメルマガを書いたりしていましたので、否が応でも、テレビの音が耳に入ります。
そんな或る日、聞こえてきたのが「マーケティング評論家」なる肩書き。
「ひょーろんか?マーケティングの?」
と、興味津々、音量を上げてみると、それを名乗る女性が、バラエティ番組に出演していました。
どうやら、統計や法則をもとに、トークのテーマを解説するというノリのよう
で、
「マーケティングにも、いろいろな職業があるんだなあ」
と驚きつつ笑ってしまいました。
評論家業は、返り血を浴びる覚悟で主題を(誰かを・何かを)切ることにより報酬と名声を得る、きわどい職業につき、例えば、ジョングッドマンの調査結果(データ)を、グッドマンの法則として紹介するのが、評論なのかどうか、理解に苦しむとしても、物珍しい評論家として、全国放送のゴールデン番組に出演しているのですから、自らの売り方(プロモーション)が上手い人物であることは確か。
さすが(笑)マーケティング評論家。