
ご存知、仮面ライダーのオープニング・ナレーションです。
仮面ライダーが、悪の組織・ショッカーと戦うのは、表向き、世界の平和を守るためですが、じつは、改造人間にされた復讐。
復讐なので、誰から給料をもらうワケでもなく、タダ働きでショッカーと戦い、その結果、人類の平和が守られるという仕組み。
「世界の平和を守るため」が動機じゃないんです。
復讐が動機であって、世界平和は、仮面ライダーの個人的な怨恨を晴らした結果なんです(笑)
このあたり(私の本業である)マーケティングに似ています。
よく、成功した人が、秘訣を問われて曰く、
「世のタメ、人のタメに働いた結果、お金が入ってきたに過ぎない」
と異口同音に答えますよね。
つまり、仮面ライダーの世界平和と同様に、売上は結果であって、動機は「世のタメ、人のタメ」、売上(お金)が動機じゃないんですね。
といっても、商売はボランティアじゃありませんから、タダ働きすることじゃありませんよ?
世のタメ、人のタメに、どんな価値を提供するか?ということなんです。
その価値が高ければ高いほど、売上というリターンも大きい。
おや?
何かに似てますよね。
あなたが発するプラスのストロークが多ければ多いほど、プラスのストロークというリターンも多くなるという、ストローク・リターンの法則に。
しかし、ウルトラマンとなると、動機も目的も皆目わかりません。
なぜタダで怪獣と戦ってくれるのでしょう?
ウルトラセブンは、宇宙警備隊の銀河系第三惑星(地球)担当なので、職務として地球を守っています。
それを親切だという見方もありますが、頼まれもしないのに、お節介という見方もあります。
あれ?
何かに似てませんか?
頼まれもしないのに、世界警察を自称し、他国へ攻め込む某国に(笑)
この「頼まれもしないのに、タダで親切してくれる」がクセモノ。
なにか裏があると見ていいでしょう。
そのウラとは?
某国の目的が、武器の輸出と石油を得るための侵略だったように、ウルトラマンも、じつは、地球の侵略が目的なんです。
だから、無料で戦ってくれるんです。
でも、どうして、まだ侵略して来ないのでしょう?
ウルトラマンは、3分しか戦えませんよね。
人間(ハヤタ隊員)の姿を借りない限り、3分しか、地球にいられないんです。
酸素の多い地球の空気は、ウルトラマンが生きられる環境ではありません。
そこで、ウルトラマンたちが生きられる空気に、変えようとしています。
それが、二酸化炭素の多い空気。
地球温暖化です。
地球が高温化して、二酸化炭素が多くなったとき、ウルトラマンはスペシウム光線で人類を滅亡させるに違いありません