自衛隊を軍にするかどうか国民投票で決めるために自衛隊を中東へ派遣か

著者のエッセイ

筆者のエッセイ

中東へ自衛隊の派遣が決まりましたね。日本の船舶(ぶっちゃけ、石油タンカー)を守るためとして。
アメリカが提唱している有志連合と無関係ということは、米軍と、公海上で偶然(笑)出くわし、行動を共にするなんてことは、ないんでしょう。
まさか、F35戦闘機を積んだ空母「かが」が行くことは100%ないと思いますが、万が一、行くとなれば、以前に予言した通り、日本は、戦争に巻き込まれること必至。80年ぶりの開戦です(2020年現在)
大きくて、動きが鈍い(のろい)空母や戦艦は、ミサイルの標的になりやすいため、艦隊(空母打撃群)で行くことになりますし、その日本の空母を、同盟国(ぶっちゃけ、アメリカ)は守ってくれるでしょうけれど、米国の艦隊が攻撃されても、日本の空母からは、一機たりとも艦上戦闘機を発着させないなんて机上の空論、一分一秒を争う戦場じゃ通じないでしょう。さあ、あなたが日本国総理なら、どのように、判断します?私なら、

  1. 選択肢1)同盟国が攻撃されたら、日本も一緒になって戦う(憲法違反)
  2. 選択肢2)同盟国が攻撃されても、知らんがな(同盟破棄)
  3. 選択肢3)日米同盟を破棄して、勝海舟が提唱した東アジア軍事同盟を結ぶ
  4. 選択肢4)日米同盟を破棄して、お隣のロシアや中国といった核保有国と結ぶ
  5. 選択肢5)同盟を破棄して、中立国になるべく、軍事力を持つために、自衛隊を軍にするかどうか、国民投票で決める

最後の選択肢5は、国民投票法に依りますから、中立軍にするとなったら、憲法九条を変えなければなりません。憲法改正です。憲法改正を目指しつつ、残り少ない在任期間の安倍総理が、そこまで戦略的に、自衛隊を中東へ派遣したとしたら、希代の政治戦略家なんですが、ねえ。

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