- ほめるな
- 教えるな
- 叱るな
- 正の注目
- 負の注目
というより、ストローク(交流分析)を提唱したエリック・バーン医師の方が、アドラー医師より40歳も年下なので(エリック医師が学生 - はたち前後 - の時、アドラー医師は、60歳前後)、どちからといえば、精神科医を志したエリック医師がアドラー心理学を学んだとみていいでしょう。
たとえば、ニコニコしている子供に、負の注目で(薄気味悪いとか)接すれば、子供は、
「ニコニコしていると、薄気味悪がられる」
と感じ、ニコニコする = 薄気味悪いという構図で、物事を捉えるようになるというもの。
平たくいえば、ニコニコしている他人に対しても「薄気味悪い」と言うように育つということ。
「ニコニコしていると、楽しさが伝わる」
と感じ、ニコニコする=楽しいという構図で、物事を捉えるようになるというもの。
平たくいえば、ニコニコしている他人に対しても「楽しそうね」と言うように育つということ。(これを筆者はアテンション(注目の)ストロークと十数年前に名付けました)
このように、ストローク(交流分析)とアドラー心理学は、相反するものではなく、時系列から察するに、たぶん、ストローク(交流分析)が、アドラー心理学を参考にした(相反しない)と考えるのが妥当でしょうね。