水に浸しておくだけの水出し煮干しに弩ハマリ中

著者のエッセイ

朝食というと、日本人は、ごはんやパンといった、炭水化物を中心に組み立てますよね?
それがバイアスだったことに気づき、試行錯誤したところ(料理が趣味なもので)、朝イチの摂取は、食物繊維を中心に組み立てるのが最適でした。


お手軽な食物繊維は、バナナやリンゴといった果物。
それに加え、牛乳の一杯も飲めば、食欲は落ち着いちゃうんですが、時間に余裕があるときは、スープや、椀物、汁物も楽しみたいところ。

そこで、近ごろハマっているのが、水出し煮干し。

水出しの出汁を、乾物(海藻、山菜、野菜)と一緒に椀に注ぎ入れ、レンジでチンするだけ。
調味は、味噌、塩、醤油、めんつゆ、白だし、上湯、白湯、カレー粉、カップスープの素などなど、お好みで。

味付けに、味噌や醤油を使うなら、味噌や醤油に負けないダシが出る、青口(外海で獲れたイワシ)の煮干しがオススメ。和食のみならず、中華スープにも使えます。

それ以外は、いわしとは思えない上品なダシが出る、白口(瀬戸内海で獲れたイワシ)の煮干しがオススメ。和食のみならず、シチューなど、洋食の出汁にも使えます。

水出し煮干しの作り方はカンタン。
一本、一晩(6~24時間)、1リットルの水に浸しておくだけ。お湯で、煮干しのダシを取るのではなく。

ぶっちゃけ、死んで干からびたイワシが一匹、ウォーターサーバーに入っている状況ですが(笑)、この水出し煮干しが、万能にして、最高。

味噌汁や、吸い物のダシ汁は勿論のこと(水は不要)、かけそばや、素うどんの汁、だし巻、茶わん蒸し、鍋物、煮物、なんでもござれ。

カレーに加える水の代わりや、そうめんの(そば猪口の)麺つゆの割り水に使っても美味しい。
一度お試しあれ。
きっと私は一生続けます。もっと早く知りたかったなあ(笑)

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